Pokemon GO のオートキャッチャー「GO-TCHA」を 1 ヶ月ほど使ってみました。結論から言えば短期間でのレベルアップやポケモン強化には超おすすめです。
こんにちは。久しぶりに Pokemon Go を起動したら近所のジムのトレーナー連中が軒並みレベル 35-40 になっていて全く歯が立たなかったので、悪い大人なのでお金で解決してしまいました。
元々 Pokemon Go には公式のリストバンド型デバイス Pokemon Go Plus というものがあります。これはアプリを起動していなくてもポケモンが現れると振動し、ボタンを押すと確保動作に入ってくれるものです。GO-TCHA はさらにそのボタンを押す操作も完全自動化したサードパーティ製デバイスです。
良いところ
GO-TCHA の良いところと Go Plus の良いところ併せて。
- 調子が良いとポケモンもポケストップも根こそぎ確保して行きます。マジで地引き網とかフルオートのマシンガン並です。歩いた後にはぺんぺん草も生えていません。
- アクションが迅速。調子が良いときはポケモンが画面上に表示される前に決着が付いています。特に車や電車で移動中に一瞬だけレンジインしたかな? という微妙な時でもポケストップを回していたりします。
- アプリを起動していなくても歩行距離が加算される。スマートフォンで Twitter や他のゲームをしていても GO-TCHA が動いていれば歩行距離が加算されるようです。なので移動しているだけでタマゴがポンポン孵化しますし、相棒のアメも確保できます。これは地味にうれしい。
- LED がわりかし綺麗でかっこいいです。
- Go Plus は電池式なため数ヶ月に 1 度開けて交換する必要がありますが GO-TCHA は USB 充電式です。起動しっぱなしでも丸1日~2日程度はもちますし、出先でもモバイルバッテリーがあれば充電できます (充電電力が弱すぎてモバイルバッテリーが OFF になってしまうのでスマフォ等と一緒に充電する必要がありますが)。
- GO-TCHA とマニュアル操作は独立しています。つまり 2 人で操作しているようなものです。ポケストップ回しや雑魚ポケモンは GO-TCHA に任せ、珍しいポケモンや難易度の高いポケモンは手作業で捕まえるような操作がオススメ。ジム戦やレイドバトル中もバックグラウンドで動いてくれます。
- iOS/Android 用の専用アプリがあって設定やファームウェアが更新できます。
- バックグラウンドで実行しているだけなら電車や車の速度制限に引っかからないかも? かかっているとしてもリカバリー即アクション可能なので手で操作しているより遙かに効率は良いです。
Pokemon Go アプリや iOS/Android スマートフォンからは Pokemon Go Plus として認識されるので Go Plus でできること、できないこと、良いところ、悪いところもそのまま引き継がれています。
悪いところ
とはいえ良いことばかりでもありません。ニッチゆえに取っ付きづらくそれなりにハードルの高いデバイスでもあります。
- 一応 NIANTIC や任天堂公認のデバイスではないことは意識しておかなければなりません。ある日突然対策され使えなくなっても、違法行為と見なされてアカウントが BAN されても自己責任です。
- すぐ反応するときと全く反応しないときの差が激しい。特に立ち止まっているときはポケモンもポケストップもなかなか見つけません。これは Go Plus でもそのようですが。
- バッテリーと通信量の消費が激しい。画面操作をしていなくてもアプリをフル駆動させているのと同じなので当然なのですが。バッテリーのへばったスマートフォンでは 1 時間保たないかもしれません。モバイルバッテリーの携帯必須です。
- これも Go Plus も同じかも知れませんが Pokemon GO や iOS がカクカクしたりフリーズしやすくなりました。機種が古いせいもあるかもしれませんが。
- アプリ側で「ポケモンの通知」「ポケストップの通知」を OFF にするとそれらのアクションを行わなくなるような気がします。なのでそれらは常に ON 前提なんですが、密集地を歩いていると画面上部からピロピロと通知が出てうるさい感じです (誤タップもするし)。
- 同様に、デバイス側で「ポケストップを回す」「ポケモンを捕まえる」「未確保のポケモンを捕まえる」を OFF にすると全くアクションをしなくなる気がします。ここらへんオプション機能はあっても選択の余地はないようです。
- バイブレーションが力強すぎて振動音がビービーとうるさいです。電車の中でもうるさいと感じるレベル。これは静かなカフェやデスクワーク中に ON にできるようなレベルではないので常時 OFF 前提です。せっかく機能があるのにもったいない。
- ボタンのクリック感がない。最初はどう操作して良いか分からずほんと戸惑います。
- すぐにポケモンや道具がいっぱいになってしまいます。ポケモンを捕まえるゲームから溢れたポケモンとアイテムをこまめに選別しなければならないゲームに変わります。オートキャッチャーとはいっても放置ゲーになるわけではありません。
GO-TCHA 豆知識
- 元々、イギリスのメーカーが Go Plus のファームウェアを解析して作ったのが GO-TCHA との話。そして GO-TCHA と見た目全く同じにパクった中国のメーカー製も出回っていますが、なぜか Amazon では中国製の方が高価です。
- 充電デバイスに刺さっている状態だと Pokemon Go と接続できませんが、接続した後に充電デバイスに刺せば充電しながらオートキャッチが機能します。
- 何かの拍子に Pokemon Go と通信できなくなり、デバイスをタップしてもすぐに LED が消えてしまうような状況になりました。見た目ハードウェアリセットがかかっているように見えたので壊れたかと思いましたが、iOS の Bluetooth 設定から一度「Pokemon Go Plus」を削除し、再ペアリングしたら機能するようになりました。