2016年8月31日水曜日

モレスキンよりはマシなノート 〜 LEUCHTTURM1917

染料インクでも裏抜けしないモレスキンもどきと噂の LEUCHTTURM 1917 を買ってみました。外装の印象や持った感触はほぼモレスキンですね。早速、手持ちの万年筆 WATERMAN Metropolitan Essential F + iroshizuku で試してみます。

ちょいと太めに出る印象。M 以上の太さだとにじみも伴って文字を大きく書かざるをえないので F かそれ以下の万年筆が合ってるかな。

確かにモレスキンのようなひどい裏抜けやにじみはありませんでしたが、安っぽいザラ紙のような筆記感はモレスキンと同じですね。実際、触った感じも今時の普通紙に劣る黄ばんだ紙のように思えます。透けも実用に支障はないとはいえ割と濃い目に出ていて気になる人は気になるでしょうね。

うーん、これで 2,300 円か。中の紙がノーブルノートか MD であれば言うことないんですけどね。紙質は量販ノートかそれ以下と言わざるを得ません (個人の感想です)。

万年筆視点での総評

  1. モレスキンを買うくらいならこちらの方が良い。少なくとも筆記の目的を著しく阻害はしない。
  2. この外装やブランド、歴史感のためなら多少の不具合や不快感を許容できるというのであればアリ。
  3. 書き心地やコスパを重視するであればお勧めはできない。